この人いきなり何を言い出したんだ。
と思わずに読んでいただけたら幸いです。
前回の記事で弊社の事業を一言で表すと業務改善DXに行きついたとお話しました。
業務改善DXをするにあたり一番大切な事って何だと思いますか?
ITコンサルタントだと聞くと、さしずめこのような表現を思い浮かぶことが多いのではないでしょうか?
最新のプログラミング言語を習得し、業務に役立てること
確かにそれも正しいのですが、私にとっての大切な事は少し違うんですね。
それは
IT以外の知識も学んでおき、経営者と対等にフランクなコミュニケーションを取れるようにしておくこと
です。
雇われている時は周りに同僚や先輩がいて、何か困った時はすぐに相談ができますよね。 しかし、経営者になるとなかなかそうもいきません。
皆さんご自身でセミナーに出たり、本を読んだりして知識を習得されていきます。 それでも日々の社長業に追われて、気付かないこと、気付けないこと、立場的においそれと他人に相談できないことも多いのです。
そんな時に、例えば飲食店から依頼されている管理会計の帳票プログラムを作成しながら、 「あれ、この店舗いつもよりも生産性が落ちてるな…」 なんて気付いた事があれば、 「広告費なのか?食材なのか?それとも曜日に起因しているのか?」 を分析し、簡単な報告書にして提出をすることもあります。 こちらは契約外というか、頼まれているわけではないのですが、 自分なりの付加価値を提供できる部分として行っています。
また、ファイナンスや経済についても勉強しておき、幅広くお話が出来るようにしています。
そのような幅広い知識の習得、経営者への心遣いを考えると、 あーコンサルタントって高級クラブのママ的な役割を担っているなと思うわけです。(ようやくタイトルの意味に辿り着きました。)
採用面接をしていると、コンサルタントを目指す中で「経営者の方と対等にお話できるようになりたい」と仰る方もいらっしゃいます。 度胸も必要だと思いますが、やはり広い視野で興味を持ち、自分で知識をキャッチアップすることでようやく対等にお話できるようになるんだなと感じます。
そして、不安に思っていることを優しく頷きながら聞いて話し相手になることも必要ですよね。
また、潜在的な課題発見能力も必要で、それはロジカルなだけではダメなんですよね。
次回はロジカルとエモーショナル、どちらが必要な能力かについて語りたいと思います。 今回もお読みいただきありがとうございました。
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